酸化マグネシウムと苦汁の歴史


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 〇2026年6月12日に『粉体技術』Vol.18(2026)に掲載された論文の要約をイワクラ研究サイトに掲載。 

日本粉体工業技術協会『粉体技術』Vol.18、 No.6、pp.11-16、(2026) 

特集 海洋資源と粉体技術

平津豊:酸化マグネシウムと苦汁の歴史 

 

 【要約】

本稿は、酸化マグネシウムとりわけ苦汁の歴史と産業的意義について概観したものである。マグネシウムは豊富で安全な資源であり、その酸化物は多用途に利用される。日本の製塩は古代から発展し、赤穂では入浜式塩田を契機に大規模化した。製塩工程で生じる苦汁は長らく十分に活用されなかったが、塩化マグネシウムを豊富に含むことから有用資源として注目され、1916年の炭酸マグネシウム製造成功を契機に化学工業が集積した。戦後には高純度酸化マグネシウムの工業化が実現し、苦汁は未利用資源から高付加価値材料の供給源へと転換された。これにより電磁鋼板用材料などの分野で重要な役割を担い、地域産業の発展に大きく寄与してきた。

本論文は『粉体技術』誌に掲載されています。詳細は同誌をご参照ください。(著作権の都合により本サイトへの全文掲載は行っておりません)


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