酸化マグネシウム粉体の現状と展望


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 〇2025年9月1日に『セラミックス』No.5(2023)に掲載された論文の要約をイワクラ研究サイトに掲載。 

日本セラミックス協会『セラミックス』58、 No.5、pp.299-302、(2023) 

特集 微細化や高機能化を担うセラミックス原料粉体と関連技術

平津豊:酸化マグネシウム粉体の現状と展望 

 

 【要約】

 

本稿は、酸化マグネシウム粉体の製造方法、特性、用途および今後の展望について整理したものである。マグネシウムは豊富かつ安全な資源であり、その酸化物は工業的に重要である。酸化マグネシウムは鉱物、海水、苦汁などから製造され、焼成温度により反応性が大きく変化する特徴を持つ。用途は耐火レンガ、電熱用絶縁材、単結晶基板、電磁鋼板、医薬・食品分野など多岐にわたる。特に苦汁由来の軽焼酸化マグネシウムは電磁鋼板用として優れた特性を有し、世界的に利用されている。今後は電動化や電子機器の高性能化に伴い需要拡大が見込まれるとともに、微粒子化や分散性改善など高機能化が求められる。また、熱伝導フィラーや化学蓄熱材など新規用途の開発も進んでおり、酸化マグネシウムは今後も多方面での活用が期待される。

本論文は日本セラミックス協会のオープンアクセスにより、公開されています。

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