【Introduction of Iwakura237】Visit・Photo:2016.5.29/Write:2026.4.18
□分類:岩石信仰(広義のイワクラ)
□信仰状況:祭祀されていないが過去に信仰の形跡あり。
□岩石の形状:巨岩単体、鏡石
□備考:磐鏡神社の御神体
□住所:岡山県笠岡市白石島
□緯度経度:34°24'10.13"N 133°30'48.67"E
(googleに入力すれば場所が表示されます
岡山県笠岡沖の白石島には、「真名井(まない)」と呼ばれる井戸があります。以前【Introduction of Iwakura236】でも触れた通り、この真名井の水は、かつて「磐鏡(いわかがみ)」を御神体としていた磐鏡神社に献上されていたと伝えられています。
しかし、磐鏡神社はすでに存在せず、御神体である「磐鏡」の所在も長らく不明でした。唯一の手がかりは、1943年に撮影された、光を反射して輝く「磐鏡」の写真のみ。島の人も探していましたが、発見には至りませんでした。
こうした中、イワクラ学会はこれまで2度にわたり白石島を訪れています。2005年2月のツアーにおいて、60年ぶりとなる「磐鏡」の再発見に成功しました。まさに学会の面目躍如といえる出来事です。
現れた「磐鏡」は、その名の通り真っ平らな面を持つ見事な鏡石で、条件さえ揃えばかつての写真のように光を反射したはずです。急斜面にあるため近寄ることは叶いませんでしたが、表面が人工的に磨かれていた可能性も考えられます。現在は祭祀の対象からは外れていますが、かつて神社の御神体であった歴史を踏まえ、本サイトでは「岩石信仰」の一つとして分類しました。
イワクラハンター平津豊
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