0192 高知県 唐人駄場巨石群 再生のエリア

【Introduction of Iwakura192】Visit・Photo:2014.10.26/Write:2025.10.18


□分類:目的不明の岩石遺構(広義のイワクラ)

□信仰状況:信仰の形跡なし。

□岩石の形状:巨岩群(陰石・亀石・陽石)

□備考:周りに巨岩群

□住所:高知県土佐清水市松尾

□緯度経度:32°44'43.74"N 132°59'05.16"E

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高知県足摺岬の唐人駄場巨石群に「再生のエリア」と名付けられた場所があります。

丸い岩に突起が付いている特徴的な岩が亀石と呼ばれています、この亀石を中心にして、向って左側に2つに割れた岩、右側に巨岩があります。

割れた岩を陰石とみなして母親を、巨岩を陽石とみなして父親を、間に挟まれた亀石を子供を象徴しているとして「再生のエリア」と名付けられています。子宝や子供の成長を祈った場所ではないかと言われていますが、これらは推測であり信仰の形跡はありません。しかし、唐人駄場探索協会『黒潮と縄文巨石文明(1999)』によると、この場所についても【Introduction of Iwakura191】で説明した古地磁気調査が行われ、陰石とみなされた2つに割れた岩についてとんでもないことが判明しています。

2つに割れた岩は、元々一つの岩に亀裂が入り、風化侵食によって亀裂が大きくなって割れ目が形成されたと地質学者は説明します。

しかし、古地磁気調査で、この2つの岩の残留磁化の方向が大きく異なっている事がわかりました。つまり、2つの岩は移動・回転して組み合わさって構成されたことになり、1つの岩が割れたものでは無いということになります。このようなことが自然に起こる可能性は非常に低く、人工的に組み立てられた岩組と考えられます。

 イワクラハンター平津豊

 

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