2026年5月9日、「平津豊ファンクラブ」の皆さんと一緒に、六甲山・ごろごろ岳周辺で「三種の神器のイワクラツアー」を開催しました。
天候にも恵まれ、久しぶりに山の澄んだ空気をたっぷり味わうことができました。
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
神道家の荒深道斉は、1931年頃に六甲山を探索し、ごろごろ岳で不思議な形をした二つの岩石を発見しました。そして、それらを「叢雲剣」と「八咫鏡」になぞらえたとされています。
それから約80年後の2013年、私もごろごろ岳頂上で勾玉の形をした岩石を見つけ、「八尺瓊勾玉のイワクラ」と名付けました。残念ながら、この岩石はその後の宅地造成によって移動されてしまいましたが、周辺の岩石群は現在も残されています。特に、人工的に据えられたように見える祭壇石は、とても印象的な存在です。
現在、これらの場所は私有地となっているため通常は立ち入ることができません。しかし今回は、地権者の方のご厚意により、特別に見学させていただきました。地権者の方は、イワクラに関する造詣も厚く、これらの岩石を今後も大切に保存していくとのことでした。
また、長らく訪問が困難だった「八咫鏡のイワクラ」についても、最近、知人の方が土地を取得され、荒れていた周辺を整備してくださいました。こちらも通常は非公開ですが、今回特別にツアーへ組み込ませていただき、「剣・鏡・勾玉」に対応する三つの岩石を巡ることができました。
これらの岩石は、単なる奇岩として扱うにはあまりにも特徴的で、人の手が加わっていると推測しています。
なお、「三種の神器」という表現は荒深道斉の見立てに倣ったものですが、三種の神器の概念が定着したのは9世紀頃とされています。私はむしろ、これらの岩石が縄文時代以来重要視されてきた「円・三角・渦巻き」という基本図形を表現したものではないかと考えています。これらの形は、測量や力学とも深く関わる重要な概念です。
また皆さんと一緒に、山歩きする日を楽しみにしています。
イワクラハンター 平津豊
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